「今が売り時?」「後継機が出る前に売った方がいい?」「相場ってどこで見るの?」
こんな疑問をお持ちの方へ。
本記事では、カメラ専門買取サービス「アットカメラ」が、買取価格が下がる前に売るための最適なタイミングを、実例とデータをもとに徹底解説します。
▶ この記事でわかること
- カメラ価格が大きく動く“4つのタイミング”
- レンズとボディ、それぞれのベストな売り方
- 「待つべきか?すぐ売るべきか?」判断基準
- 損せず売るための事前チェックリスト
「売るか迷っている」あなたの不安を解消し、納得して手放せる売却判断をサポートします。
こんにちは!カメラ買取の専門店、アットカメラです。
この記事では、「いつ売れば高く売れるのか?」という、一歩踏み込んだ疑問に焦点を当てます。「後継機が発表される前か、後か?」「円安の今は売り時なのか?」といった、賢い売却を目指すあなたのための戦略ガイドです。

カメラは時間とともに価値が下がるって本当?
まず、心に留めておくべき大原則があります。それは、一部の希少なヴィンテージ品を除き、ほとんどのデジタルカメラの資産価値は、時間とともに下落し続けるということです。

新しいセンサーや画像処理エンジンが登場し、次々と高性能なモデルが発売されるため、既存のモデルが相対的に型落ちしていくのは避けられません。
そのため、多くの場合「もう使わない」と思い立ったが吉日、つまり、できるだけ早く売ることが、結果的に最も高く売るコツとなります。
しかし、この大原則を踏まえた上で、買取価格が大きく変動する「波」が存在します。その波の頂点を狙うことが、価値の最大化に繋がるのです。
【重要】買取価格が大きく動く4つのタイミング
買取価格の「波」を作り出す、最も重要な4つのタイミングを解説します。

1. 後継機が発表される前
これが最も重要なタイミングです。あなたが所有しているカメラの後継機が発表されると、旧モデルとなったあなたのカメラの中古相場は、一夜にして大きく下落する可能性があります。
なぜ?:新しいモデルの登場により、旧モデルを欲しがる人が減り、中古市場に旧モデルを売る人が急増するため、「需要が減り、供給が増える」という価格下落の典型的なパターンに陥るからです。
戦略:Webのカメラ情報サイトや噂サイトをチェックし、後継機の発表が近いと感じたら、正式な発表が行われる前に売却を決断するのが最も賢明な戦略です。
2. ボーナス商戦や大型連休の少し前
カメラのような趣味性の高い商品は、人々が自由に使えるお
金が増える時期によく売れます。具体的には、夏と冬のボーナス時期、そしてゴールデンウィークなどの大型連休です。
なぜ?:買取業者は、この「売れる時期」に向けて、在庫を拡充したいと考えます。そのため、商戦が本格化する少し前(6月〜7月上旬、11月〜12月上旬など)は、通常よりも買取を強化し、査定額が上がりやすい傾向にあります。
戦略:もし売却を急いでいないのであれば、この時期を狙って査定に出すのは有効な手段です。
3. キャッシュバックキャンペーンの期間外
意外な盲点ですが、新品カメラの大型キャッシュバックキャンペーン期間中は、中古価格が下がりやすい傾向にあります。
なぜ?:キャンペーンによって新品が安く手に入るため、わざわざ中古品を選んで買う人が減ってしまうからです。中古の需要が落ち込むため、買取業者も強気の査定がしにくくなります。
戦略:ご自身の売りたいカメラや、その後継機が大型キャンペーンの対象になっている時期は、可能であれば避けた方が無難です。
4. 円安の時期
特に、Canon、Nikon、SONY、FUJIFILMといった日本の人気メーカーのカメラは、海外でも非常に人気があります。
なぜ?:円安の時期は、海外のバイヤーにとって日本の製品が割安になります。そのため、海外に販売網を持つ買取業者は、輸出目的で在庫確保を強化します。結果として、国内の買取価格も上昇する傾向があります。
戦略:現在のような円安が続く状況は、海外人気が高いモデルを売るにとっては追い風と言えるでしょう。

レンズとボディ、売り時は同じとは限らない

レンズはボディより価値が落ちにくい
一般的に、レンズはボディに比べて価値が下がりにくいという特徴があります。カメラボディは技術革新の影響を直接受けますが、高品質なレンズの光学性能は数年で陳腐化するものではないからです。
ボディだけ新しいものに買い替えて、レンズはマウントアダプター経由で使い続ける、といった選択肢も考えるなら、慌ててレンズまで売る必要はないかもしれません。
まとめ売りで査定額が上がることも
しかし、システム全体を別のメーカーに乗り換える場合は、まとめて売却する方が、セットとしての価値が評価され、交渉もしやすくなるでしょう。
「待つ」戦略は有効か?ヴィンテージ価値について
「あと数年待てば、希少価値が上がったりしないだろうか?」と考える方もいるかもしれません。しかし、デジタルカメラにおいて、ヴィンテージとして価値が上がるのは、ごく一部の歴史的なモデルや限定品のみです。
ほとんどのカメラ(例えば、Canon EOS 5D Mark IIIやFUJIFILM X-T3など)は、待てば待つほど技術的に古くなり、価値は下がり続けます。ヴィンテージ価値という不確実な可能性に賭けるよりは、価値が残っているうちに売却する方が、遥かに現実的です。
後悔しないためのチェックリスト
こんな人は今すぐ売るべき
以下のチェック項目に1つでも当てはまる方は、今が売り時の可能性が高いです。
- 買い替えを検討していて、下取りに出す予定がない
- 所有しているカメラの後継機の噂・リーク情報が出ている
- 半年以上、まったく使っていないカメラがある
- カメラのバッテリー持ちやシャッター耐久が気になってきた
- 円安が進行している or 中古価格が高騰していると感じる
- ボーナス商戦(6月〜7月、11月〜12月)前の在庫整理を考えている
売り時を逃すNGタイミングとは?
逆に、以下のようなタイミングで売却を行うと、本来よりも安く買い叩かれる可能性があります。
- 後継機の発売がすでに始まっている
- メーカーのキャッシュバックキャンペーンが実施中
- 中古市場に同モデルが過剰供給されている(=メルカリやヤフオクで急増)
- 買取業者が在庫過多で「査定強化キャンペーン」を打っていない時期
- 新年度・決算後など業者の仕入れ意欲が下がるタイミング(4月・10月など)
判断に迷ったらLINE査定で“今の相場”を聞くのがベストです。
まとめ|売るべきか迷ったら、まずは写真をLINEで送ってみましょう!
カメラを最も高く売るための「タイミング」について解説しました。
- 基本は「使わないと思ったら、すぐ売る」
- 最大の売り時は「後継機が発表される前」
- ボーナス商戦前や円安の時期も狙い目
最適なタイミングを計ることも重要ですが、全ての戦略は「今、あなたのカメラがいくらなのか」という正確な現在価値を知ることから始まります。
アットカメラでは、日々変動する最新の市場動向を常に把握し、リアルタイムの適正価格で査定を行っています。まずは無料査定で、あなたの大切な資産の価値を確かめてみませんか?

スマートフォンで売りたいカメラの写真を撮って送るだけ。面倒な入力は一切不要で、専門の査定士があなたのカメラの価値をスピーディーにお調べします。
もちろん、査定だけでも大歓迎です。買取価格の参考に、まずはお気軽にご利用ください。
この記事と運営について
本記事は、カメラ専門買取サービス「アットカメラ」を運営する株式会社LiMITによって執筆・監修されています。
弊社は大阪府公安委員会より古物商許可第622220184885号を取得し関西を中心に累計50万点以上の買取実績があります。
出張買取エリアは大阪・兵庫・京都・奈良・滋賀の全域です。
宅配買取・LINE査定にも対応しており、全て無料でご利用いただけます。
https://maps.app.goo.gl/QMwP58YHAsmwwhxw6


コメント